現役臨床工学技士の卒業生が語る!ハイテク在学中の課題研究!
5月と6月の2回にわたり、課題研究について紹介してきました。
今回は本校の卒業生の村辻さんに学生時代の課題研究への取り組みについてお話を聞いてみました!
村辻さんは、現役の臨床工学技士であり大阪大学医学部付属病院でご活躍されています!
学生時代に行ったカリキュラムの一つ「課題研究」は、どのように現場で役立っていますか?
このテーマで色々お伝えしていきますね👍
第1回目は、「課題研究の思い出編」をご紹介します。
【課題研究の思い出編】
臨床工学技士科昼間部では、2年次に進級すると「課題研究」の授業が始まりました。
1班あたり5名程に分かれてテーマを決め、実験を行い、得られたデータを解析して発表する、という研究活動を1年間かけて行いました。
①テーマを決める
課題研究の授業では、まずテーマを決定にとても時間がかかりました💦
なぜなら、テーマを決めるためには知識が必要だからです。
そのため、今までに授業で学んだことに加え、病院から教えにきてくださる講師の先生方にお話を聞いてみたり、参考文献を読んで調べました。
そうすることで、今の臨床現場や治療の問題点などについての知識を深めていきました。
②実験&データ収集
テーマが決まったら、次は実際に実験をしてデータを収集する段階へと移ります。
電気回路の材料集めや試作機での予備実験をしたのを覚えています。班のメンバーや先生たちと検討を重ねて楽しみながら研究活動に没頭しましたね!
③アメリカ研修で広がった視野
在学中にアメリカ研修に参加したことも力になりました。
豚の肺を使った人工呼吸器の動作についてのレクチャーや人体解剖実習など、どれも刺激的なプログラムでした。
とても楽しく勉強できたのを覚えており、視野も広がったと思います👍
④発表スキルアップを実感
研修では現地の学生と文化交流できる時間がありました。
その中で自分たちの研究内容について英語で発表する機会がありました。🤩
英語での発表はスライド作りやスピーチの準備など大変でした。しかし、とても達成感があったのを覚えています。
なぜなら、現地の学生たちから沢山の質問や意見などの反応が返ってきたからです。
発表を楽しみながらやり遂げた経験から、もっと学術活動に携わっていきたいと考えるようになりました✨
いかがでしたでしょうか。
次回は、第2回目「就職後に課題研究がどのように役立ったのか編」をご紹介します。