AIロボットを作るぞ!TechSeekerハッカソン・コレクション2024参加記
こんにちは、人工知能学科の臼井です👨🏫
去る2024年6月7日・8日と7月6日・7日の4日間、『TechSeekerハッカソン・コレクション2024』に参加してきました!
このイベントには、学生・社会人問わず技術力の高い人が集まります。今年は大阪ハイテクのロボット部として参戦し、人工知能学科の2年生が主力メンバーとして頑張ってくれました🦾
大阪ハイテクの人工知能学科は、日本でも珍しいAIとロボットを同時に学べる学科です📐
学生たちはAIやプログラミングだけでなく、ロボットに必要な機械・電気回路の知識も学びます。 そのため、未経験でもAIやロボット開発ができるようになりますよ😎 |
今年は講師・教員も含めたドリームチームで参加しました!
普段は学生主体の部活動ですが、今年は講師の先生方と教員(私)もチームに入って挑みました。
チームのリーダー(マネージャー)は学生が担当し、いつもとは逆に、教員に対して指示を出していました😂
もちろん、イベント直前はデスマ(デスマーチ:期限が迫りバタバタすること)になっていましたが…😨
作ったロボットの紹介
今回のイベントのテーマは『子どもの生活をハックする』でした。テクノロジーを駆使して、未来に生きる子どもたちの生活を良い方向に改変しようというテーマです✨
このテーマを踏まえて、「未来の教室にはAIロボットが動き回って、子どもたちの勉強をサポートしてくれたらいいな」と考え、ロボット開発を始めました。
そして、できあがったロボットがこちらです↓
名前は『巡回くん2号』です。※1号は居眠りを許さないシステムを組み込もうとして却下されたため、2号となりました😅
この『巡回くん2号』は、生徒の机に呼び出しボタンを置き、これを押すとロボットが机までやってきてTA(ティーチング・アシスタント)をしてくれます。
さらに、授業内容を理解したAIを搭載しているので、質問に答えたり、練習問題をオリジナルで作ってくれます🤖
まるで先生が何人も教室にいるような状況を作ることができます!
参加してみて
普段は学生に教える立場ですが、今回は学生と同じ目線に立ってロボット開発をして、久々に元エンジニアの血が騒ぎました😆🔥
活きた技術を身につけるには授業の枠に納まらない体験も必要です。今回参加した学生は、楽しく激しい経験を通じて、色々なことを得てくれたことでしょう!
学生の感想
「初参加で、最初は緊張して行くのも怖かったけど、やってみたら案外楽しくて、技術的なことをたくさん知ることができました。」
「普段の授業も大事かもしれないけど、それよりイベントに向けてロボットを作ったりする方が楽しい!」
「マネージャーがいちばんつらい。。😱」
これからも開発は続く…
もちろん、巡回くん2号の開発はこれで終わりません! まだまだ改良の余地はたくさんあり、より良いロボットを目指して作業していく予定です。
いつかは、メイカーフェアを始めとした色々なイベントでお披露目したいですね🥰
おまけ(メンバーと担当一覧)
- 2年生 Nさん:チームリーダー(マネージャー)、ロボットプログラミング(AIカメラ・モーター制御)、各システムの統合、ドキュメント作成
- 2年生 Kさん:ロボットプログラミング(LED制御・モーター制御)、機械設計・組み立て、電気回路、展示用スライドショー作成
- 2年生 Yさん:機械設計・組み立て、電気回路、ドキュメント作成
- 3年生 Nさん:ロボットデザイン、3Dプリンターパーツ設計
- 講師 H先生:学生補助、マイコン全般
- 教員 臼井:学生補助、生成AIを使ったTAシステム(フロントエンドとバックエンド)
皆さんも大阪ハイテクでAIやロボットの勉強を一緒にしてみませんか?
ぜひ、オープンキャンパスでお待ちしております😁