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トレーナー日記「やりがい」

みなさんこんにちは!
スポーツ科学科教員でアスレティックトレーナー(AT) ・鍼灸師の中山です :a6:
 
スポーツは今、シーズンを迎えていますね。このブログを見てくださっている人の中にも、大事な試合を控えている人がいるのではないでしょうか٩( ^^)و怪我をせず頑張ってくださいね :a5:
 
 

:c15:トレーナー日記「やりがい」

〜チームの優勝〜
先日、滋賀県春季社会人ハンドボール大会があり、私がチーフトレーナーをしているハンドボールチーム「HC彦根」に実習生とともに試合帯同をしてきました!
 
結果は24-21で勝利! :a7: 6年連続で優勝!!ジャパンオープントーナメント近畿予選の出場権を獲得し、次に繋げました。本当に嬉しかったです :a6: 喜びもひとしおでした。
 
嬉しかった理由としては
・このチームで次に進めたこと
・選手の世代交代もある中で、6年連続優勝ということ
・決勝戦の相手は2月の室内選手権で勝てなかったチームだったということ
・選手たちがトレーナーの力を信じ、勝利の一助になっていることを認めてくれたこと
があります。
 
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〜アスレティックトレーナーだからこそ〜
「勝てなかったチームに対するチームの準備」とは何でしょう。
 
まず練習・トレーニングが挙げられますね。選手やチームの「気持ちの準備」もあると思います。そういった準備の側面にもトレーナーとして介入することができますね。例えば「効果的なトレーニング方法を動画で撮影してチームで共有」だとか「トレーナーが試合に帯同してくれるから怪我やw-up(ウォーミングアップ)、栄養補給、ドーピングコントロールについてはトレーナーに任せる」とかですかね。特に後者の下線の方は「気持ちの準備」にも繋がると思います。試合当日の選手の負担を減らし、選手がプレーに集中できる。これはチームを取り巻くスタッフの中でもアスレティックトレーナーしか出来ないことと言っても過言ではないと感じます :a2:
 
 
 
〜選手をはじめ、チームがトレーナーを信じてくれる〜
試合中、トレーナーもベンチで選手とともに最前線で戦います(トレーナーとしてね)。試合は本当に白熱した内容でした。常に1~2点差で試合が進み、接触も多く、ファールのホイッスルが激しく体育館中に鳴り響いている、、、そんな試合でした。
 
選手が怪我をしているところを見たくはありません。怪我を防ぐことのスペシャリスト、、、それがアスレティックトレーナーです。 しかし試合中には、数名の選手がケガをしてしまいました。試合中ハンドボールは選手の入れ替えが比較的自由です。怪我が発生した場合はすぐに選手を交代させトレーナーは下記の対応をします。
1・怪我の重症度の評価
2・応急処置
3・再評価
4・試合続行であればテーピング、不可であれば再度応急処置
チーム事情に関わる内容が入るので詳しくは省略しますが、今回の試合では、トレーナーが対応し、受傷後数分で選手をコートに戻すことができました。
 
 
 
〜やりがい〜
チーフトレーナーと学生トレーナーで協力してサポートを行っています。学生トレーナーにはチームのドリンクサポート、テーピング、wーupやc-down(クールダウン)のサポートのほかスポーツマッサージで選手のフォローを行ってもらい、怪我の評価や緊迫した状態での対応はチーフトレーナーが実施するようなイメージです。私は鍼灸師でもあるので、選手の痛みや疲労軽減も状況に応じて行います。試合終了後のミーティングでキャプテンからこのような言葉がありました。
 
「トレーナーたちがいなければ、この試合は勝てなかった」と。
 
この言葉を聞いていた選手のほぼ全て、監督、マネージャーが頷いていました。こういった言葉や行動はトレーナーとしてサポートしていて、本当に嬉しい瞬間ですし、自分たちが行ってきたサポートが間違いではなかったと確信できます。自信になる瞬間ですね。
 
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〜さいごに〜
先日、国体代表滋賀選抜チームのチーフトレーナーの依頼をいただきました。
HC彦根からも多くの選手が代表に選ばれる予定です。HC彦根や代表チームへの貢献を通して、学生とともに現場でしか得ることのできないものを得て成長したいと思います。
 
これからアスレティックトレーナーを目指す皆さんにも直接、アスレティックトレーナーの魅力をお伝えできればなと思います。
ぜひ大阪ハイテクノロジー専門学校に足を運んでくださればと思います!!
 
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