ブログ

blog

アスレティックトレーナーの公式戦帯同なにをするの?

新しい年が始まりました~!

明けましておめでとうございます!!!

スポーツ科学科教員の井上です。

 

年末年始、皆さんはテレビでスポーツ観戦された方も多かったのではないでしょうか?

高校、大学、社会人と全国大会が目白押しでしたね。引退試合になる学生さんもいて、一生懸命頑張る姿はキラキラしていますね。

最近走っている私としては、箱根駅伝の黄緑色の靴が特に気になりました~多くの速いランナーが履いていましたね。

履きこなすのにも実力や筋力が必要なようですが(笑)

 

さて、年末年始大会で忙しい選手と同様トレーナーも大切な試合に向けて忙しい時期です。

競技にもよりますが、年末年始はいろいろな競技で全国大会が行われます。

新型コロナやインフルエンザが流行っていて元気に試合に出れる状態でいることもままならない現在ですが、日ごろの健康管理が必要となります。

また体調不良者が出た時の迅速な対応も求められます。

私もプロのアスレティックトレーナーとして活動していた時はクリスマスもお正月も大忙しでした。

バスケットボールではオールジャパンという大会があり、年始に向けてピークにもっていくわけです。今年は大学時代のご縁で、U-15ジュニアウィンターカップへ帯同させていただきました。

通常各県1チームの出場枠ですが、プラスαでJBAの基準を突破し、推薦にて大会に出れる枠があり、今年は大阪の公立中学校が大会に出場が叶いました。

 

公式戦に帯同するということはベンチに入ることになります。事前にチームに登録されているトレーナーしか入ることはできません。

ベンチには監督やコーチ、トレーナーなど入れるスタッフの人数も限定されています。選手も登録15名までしかベンチ入りすることはできません。

試合中は選手の状況を見守ります。今回大きな怪我なく無事に帰ってこれたとこは大きかったです。

 

大阪から向かう電車や宿泊施設も選手と24時間行動を共にします。体調は崩れていないか?発熱していないか?

手洗いうがいを促すなど、必要に応じて選手に声をかけ、体調を把握します。必要に応じて監督と作戦会議も。

当日はお昼からの試合でしたので試合時間から逆算して起きる時間や食事の時間を決定します。

朝食前に身体を起こすため、会場までのウォーキングと動的ストレッチを行いに行きました~

もちろんそこはアスレティックトレーナーが対応します。チームによってはコーチやアシスタントコーチが担当する役割を担っている場合もありますよ。

朝陽がオレンジ色に輝いていて、富士山も見えましたよ~なんかいいことありそうな予感です。

パワーをもらって試合に挑みます!!

ウォーミングアップに間に合うようにテーピングや行ってほしいトレーニングの指示を選手に出します。

補食を食べるタイミングも消化吸収の時間を考慮して声掛けしていきます。前の試合の終了時間も考慮しながら全体の流れを見渡す視野の広さも重要です。

会場の武蔵野の森総合スポーツプラザはバスケットコートが全部で6面あり高い天井でピカピカの体育館でした。

コロナ対策でウォーミングアップスペースも限定されていました。

試合の結果は40-49で惜しくも敗退ではありましたが、自分たちより大きく、強い相手に果敢に立ち向かう姿を近くで支えるアスレティックトレーナーの仕事の素晴らしさとやりがいを再認識した年末年始となりました。

 

今後はハイテクで学外トレーナー実習としてもサポートしていきます!

頑張る女性アスリートの裏側にはそれを支える女性アスレティックトレーナーの存在が欠かせなくなってきています。

まだまだu-15の年代にトレーナーがいるチームはわずかですが将来のあるジュニア世代のサポートも大切であることをもっともっと発信していく必要があると感じました。

選手の皆さんそして保護者の皆様お疲れさまでした!!!!!

 

スポーツ科学科 井上佳子

 

オープンキャンパス・資料請求はこちら

ブログ カテゴリー